【芦屋市】30代女性 2カ月続くつわり

2026.01.28

◆症例紹介◆

【患者さま】30代女性 2人目妊娠中
【メニュー】妊婦施術
【主訴】妊娠14週 つわり 唾液つわり

【症状】
妊娠初期より、吐き気や胃のむかつきなど、
つわり症状があり、10週から唾液つわりになった。

水分や少量の食事をとることはできるが、
「常に気持ち悪さが続いている状態」で、
外出先でも唾液を吐き出すための水筒が手放せない。
上の子の幼稚園行事もあり、入院は避けたい。

【所見】
非妊時より体重6キロ減少
皮膚色:淡黄白色でかさつきあり
目の輝きがない

体表観察:脾胃の経絡凸凹 腎兪黒ずみ 背中の筋肉のこわばり 
血液検査:HB 11.2  ケトン体3+

【施術方針】
妊娠によるホルモンの影響で胃腸の活動が弱まり、
食べ物を消化できない状態。つわりのピークは10週だが、
14週になってもつわり症状が継続しているため、
十分な栄養が取れず、体中の陰分が不足し、
皮膚のかさつき、皮膚色の悪さにつながっている。

施術方針として、
胃腸の機能を高め、少量の食事でも消化できるようになり
それにより、つわりによる不快感を和らげる。

【施術】
妊娠中でも安心して受けていただける、
刺激を抑えた鍼灸施術を行いました。

手足のツボを使って、胃腸の動きを活性化させます。
背中のこわばりや胃の裏の硬結部位やへこみにはお灸で補います。
足裏はべたべたと湿った状態だったため、棒灸を行いました。

【結果】
①3日後2回目の訪問
「痰と唾液がまだ続いているが、量が減ったきがする」と。
表情は前回より良くなったが、顔色はまだ乏しい。
体表観察:脾胃の経絡が前回より状態が良い。

施術:前回と同様に施術。

② 3日後3回目の訪問
「久しぶりに固形物を食べた。
味を感じるようになったし、痰はまだ出るけど
唾液を吐き出す回数がかなり減った」と笑顔。
体表観察:皮膚に弾力がでてきた。血色もアップ!
施術:背中の脾胃の兪穴のお灸メイン

その後は様子を見たいとご希望されたため、
何かお困りの際は連絡してもらうことにしました。

しばらくして連絡があり、
「徐々に食事量も増え体重も戻ってきました。
上の子と外出もできるようになりました」
と明るい口調で話された。
回復傾向にあるとし、いったん施術は終了となりました。

【評価】
つわり期間が約2カ月と長く、
食事らしい食事もとれていたなかったため、
体重がかなり減少し、
体力的にも精神的にもつらい状態でした。
体力気力が落ちてしまった分、
回復にも時間がかかると思っていましたが、
背中のこわばりが取れたことで、
呼吸が楽になり、胃のむかつきや滞りも取れた印象でした。

施術時の体の反応も良く、
当初予想したスピードよりも速く回復できました。

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